Research

概要


当研究室では、顎口腔領域を含めた硬組織欠損再建における再生担体開発及び形態修復過程の評価モデル創出を主とする以下のテーマについて研究を行っている。

①分子・細胞・組織レベルにおけるリン酸カルシウム材料,特にリン酸八カルシウム(OCP)の骨再生過程に与える影響に関する検討

②メカニカルストレスに関して、細胞・組織レベルにおける局所制御の影響を検討

③骨再生、骨疾患治療のためのドラッグデリバリーの開発

 すなわち、生体計測・生体力学・生体材料学による融合モデル実験系を確立し、細胞・組織・形態形成の関係を明かにすることを目的に研究を進めている。これらの工学と医歯学の境界領域における研究を通じて、骨や歯におけるバイオミネラリゼーション機序の解明や自家骨移植に代わる新規骨再生治療法に関する研究を行っている。